さて、あなたならどう動きますか? | 漂流記。 ~俺はノアの中に小さな舟を浮かべた~

さて、あなたならどう動きますか?

今、テレビ東京で地球環境に関する番組をやっている。


『”水の惑星”地球は本当に滅びるのか』


結論。


それは、間違いようのない事実だ。

少なくとも、このまま行けば、

地球は、貧困と飢餓、疫病、世界的な異常気象により、

崩壊するだろう。


でも、それは先進国に生きる我々に実感として

中々感じられない。


それは、遠い国の、可哀想な、でもどうすることもできないという

曖昧な結論として、人々の脳裏の隅っこに追いやられてしまう。


だが、現実は厳しい。本当に、果てしなく厳しいのだ。

これを読んでくれた皆さんは、

辺り一面が乾燥し、地面が完全に干上がり、

地割れにより、地球がひび割れている。

雨が降るのは雨季の一時期だけ。

数時間歩かないと、水を見ることもできない。


そんな現状を直接目にしたことがあるだろうか。


きっとTVや写真では見たことがあるだろう。

でも、そこからは何も息吹が伝わってこない。

写真展での写真も、気づきはあるが、険しさはない。

だが自分の目で見たとき、まず呆然とすると思う。

そして、厳然たる現実に、わけがわからなくなると思う。


なんなんだ、これは・・・!?

今目の前にあるのは現実なのだろうか・・・

いったい地球は・・・うぅ・・・


だからこそ、本質を知ってほしい。

それは、今のLOHAS的生活などとは全く違うのだと。


ただ、それを知った後、どういう行動をとるかはやはり人それぞれだ。

本当の実態を知ることは絶対必要。

だが、そこからどうするかは、やはり個々人の選択にゆだねられる。


「貧しさ=可哀想」という単純な図式は成り立たないし、先進国のエゴ。

「破滅=必然」に対する処方箋も人それぞれ。

「発展」に対する考え方も、一様には言えない。


こうしたほうが良いという個人的意見はあっても、それを強制はできない。


将来事業を起こすとするならば、間違いなく途上国を搾取することになるだろう。

どんな形であれ、本当に地球のことを考えたら、事業活動なんかできない。


だからこそ、財団によって、NPO法人設立によって、貢献することが必要だ。

この星を守りたいと思う。


少なくとも、貧困な国の子供たちに触れ、そのコトバに耳を傾けたならば、

そう感じると思う。いや、少なくとも俺はそう思った。


言えるのはそれだけだ。


クールビズ結構、LOHASも結構、ひとつのカタチとしていいことではあると思う。

ただそこに、地に足をつけた行動が伴っていれば。


これ以上の貧困や環境に関する話を展開していけば、キリがない。

ただ、現実を知り、自分なりに考え、みんなに真剣に悩んでもらい、

自分なりの答えを出した上で、行動してほしいと思う。


地球の未来を、どう捉えるか。


俺も、今日改めて考えさせられました。


俺は応援します。↓↓↓

チーム・マイナス6%-みんなで止めよう温暖化ー