カリスマとは何ぞや?? | 漂流記。 ~俺はノアの中に小さな舟を浮かべた~

カリスマとは何ぞや??

先日、ある大先輩から『カリスマとは何か?』という質問を
されました。

ビジネスを成功させるには幾分かのカリスマ性が必要だと・・・そういわれたのです。

う~ん。たまに思いを馳せることはあっても、
それほど深く考えた事が、正直俺にはありませんでした。

俺はその時ふと思ったことを口に出し、こう答えました。
合っているのか間違っているのかは解りません。

でも、以下のように答えました。

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カリスマとは何か?
特に、最近のカリスマさんたち。

きっと、それは現代の不安な民衆心理に潜む「神」なのではないでしょうか。
誰か特別な人物を自分たちの中に創り上げ、それを崇拝し、真似し、
同調することで、長いものに巻かれろ的に心の平静を取り繕っていく。
ひとつの何かを多くの人が共有することで、
己自身も、準カリスマ的存在となって、安心する。
そういう弱い民衆心理が創り上げた虚像の「神」なのだと

私は、そう思います。

近年のカリスマを考察するに、カリスマに髪を切ってもらい、
カリスマのファッションを真似、カリスマの歌を共に歌い、
カリスマの本を読む。

それらは全て、自己を確立しきれない民衆が、
寄り集まって創り上げた虚像ではないでしょうか。

一方、戦後まもなくに多く現れた、カリスマ企業家たち。
ダイエーの中内さんたちは、今のカリスマとは違うと思います。

誰かが創り上げた虚像ではなく、みずからの先進性と強い吸引力で、
周りを引っ張りあげてきたのだと思います。
今現在の結果がどうであれ、そのことに違いはないと、私は思います。

そこが、今と昔の「カリスマ」の違いではないでしょうか。
「虚像」はいつか消えます。
消費者心理がものすごい勢いで推移するかのように。
しかし、本当のカリスマは、きっといつまでも残るものだと思います。

カリスマに必要な要素、それはきっと
周りの関心のありかを見抜き、己の経験から繰り出される
「実体験表現力」だと私は思います。

したがって、真のカリスマとは、創ることのできないものであり、
それでも出来上がったカリスマは、一時のものでしかないと思います。

結論として、どうしてもカリスマを創りたいのならば、
みなさんがおっしゃるように、あらゆる媒体を駆使して
周りが持ち上げることの連鎖で出来上がると思います。

でも、今はそれを「本当のカリスマ」と呼ぶのでしょうか?
なんか難しいですね^^

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こう答えました。でも、結局コレダ!!という答えは見えてきませんでした。
そこで、これを読んでくださった方にもぜひ質問♪

みなさんにとって、カリスマとは何ですか?
また、カリスマを創り上げるためにはどうすれば良いと思いますか?