言葉を使いこなすということ。
今日、大学の就職課に「内定企業登録書」を提出してきた。
自分が内定した企業を、後輩のためにアドバイスと共に就職課に提出するんだけど、
就活中は先輩の資料も参考にさせてもらったから、俺も出してあげよー♪
と思って、先着1000名の「大学ロゴ入り携帯クリーナー」欲しさに
ひょっこり行ってみた。こういう先着~名ってのに、俺はめっぽう弱い^^
12月のこの時期って、保険など金融を中心にもう企業別セミナーとか始まっていて、
最近は大学内でも3年生のスーツ率が高くなってきた。
俺も去年の今頃は毎日のようにスーツを着て、会社に突撃してたなぁ~と懐かしくなる。
こないだも、学内の就活セミナーに出て欲しいと就職課から依頼があって、
某信託銀行に行く友人が「俺出るからお前も出ろよ!!」ってことで、
なかば強制連行されて、出席してきた。
やっぱこの時期からそういうのに積極的に出ている3年って、それなりにやる気があるらしく、質問とかもいっぱいされた。
でも、そこで思ったのがひとつ。
そういう子の中には、妙に頭でっかちな子がいるんだよね。
ものすごい形相で、「ワタクシハァ~~!!・・・について○○と考えておりますがぁ!!」
・・・みたいな。い、いや、ちょっと待ってよーー(笑)!!!って感じの子。
いや、いいんだけどね積極的なのは。でもなぁ・・・
集団面接中にもいたっけな。「ワタクシは学生時代アルプスに登頂しまして・・・」
で、人事が「へぇすごいねぇー。やっぱそういうのって苦労とか多いんだろ?特にどんなことに気を付けてたの?」って聞くと・・・
「すべてです。なにしろアルプスですから!!!!!」・・・てな感じの人。
えええ!?!?!!?ア、アルプスですから!!って(笑)
その隣で、俺は大学の学食について熱く語っていた。
・・・ もちろん、2次面接に彼の姿はなかった。・・・と思う。
それをふと思い出して、セミナーの3年生の子と重ねてみてたんだよね。
だめだこりゃ・・・って。 気持ちはわかるよ。
一生懸命自分をアピールしたいのはすごく理解できるんだ。
でも、君にはいいところがいっぱいあるのに、きっとそれじゃ人事には伝わらないと思う。もったいないなぁって思う。
面接は自己主張も大事だけど、コミュニケーションの場だから♪
その子にはセミナーの後、さり気なくそのことを伝えといた。
自分の意思を相手に正確に伝えるのってとても難しいことだと思う。
でも、自分が学生時代にせっかくやってきたことなんだから、それを相手に効果的に伝えられなかったら、もったいないよ。
常に自分の行動に哲学をもつこと。
そして、それを土台に、相手としっかり「対話」すること。
それさえできれば、どんな面接も怖くないと思う。
相手への思いやりや配慮があれば、言葉は尖ったりしない。
柔らかくて、でも頑丈な言葉の葦となって、それは相手に届くはずだ。
関係ないかもしれないけど、
実は、俺は就活中、一社だけ面接中に泣いてしまった企業がある。
来年から俺が働くことになった会社だ。
面接官は容赦なく俺の過去を突いてきた。それも、正確に、真っ直ぐと。
俺もそれに応えた。すべてをさらけ出そうと思った。そうしなければいけないと思った。
そして、それまで冷静な眼差しで、熱く語りかけていた俺は、
彼のたったひとつの、本当にたったひとつの言葉で涙をこぼしてしまった。
「きみの本音が聞けてよかった。出会たことを誇りに思う。」
我慢できなかった。もうボロボロ泣いちゃった。
ダサいなーとは思うけど、あの時は我慢できなかった。
予想もしてなかったよ。まさか、面接で泣くなんてさ(笑)
何年ぶりだろう。涙なんて忘れてたのに、あれほど容赦なく自分にストレートに語りかけてくる人は、ここ数年俺の周りにはいなかった。
だけど、そこで俺は言葉ってものがどれだけ相手を動かしうるものなのかを教わった。
言葉は力だ。
同じ言葉でも、ニュアンスでそれは神にも悪魔にもなりうる。
同じ内容でも、伝え方によっては天と地の差ができる。
俺には、まだそれを正確に操る力はないけど、でも、その大切さを 自分なりの体験談を交えて、後輩に伝えたかった。
俺にできることなんて大してないし、役に立てるかなんかわからないけど、
でも、真剣な面持ちの3年生の前に立ったとき、俺にできるのは ただひたすら、経験と感想を、丁寧に、心を込めて伝えることだけだった。
少しでも、俺の想いが伝わるといいな。
そんな風に思いながら、今日は就職課に行ってきました。
自分が内定した企業を、後輩のためにアドバイスと共に就職課に提出するんだけど、
就活中は先輩の資料も参考にさせてもらったから、俺も出してあげよー♪
と思って、先着1000名の「大学ロゴ入り携帯クリーナー」欲しさに
ひょっこり行ってみた。こういう先着~名ってのに、俺はめっぽう弱い^^
12月のこの時期って、保険など金融を中心にもう企業別セミナーとか始まっていて、
最近は大学内でも3年生のスーツ率が高くなってきた。
俺も去年の今頃は毎日のようにスーツを着て、会社に突撃してたなぁ~と懐かしくなる。
こないだも、学内の就活セミナーに出て欲しいと就職課から依頼があって、
某信託銀行に行く友人が「俺出るからお前も出ろよ!!」ってことで、
なかば強制連行されて、出席してきた。
やっぱこの時期からそういうのに積極的に出ている3年って、それなりにやる気があるらしく、質問とかもいっぱいされた。
でも、そこで思ったのがひとつ。
そういう子の中には、妙に頭でっかちな子がいるんだよね。
ものすごい形相で、「ワタクシハァ~~!!・・・について○○と考えておりますがぁ!!」
・・・みたいな。い、いや、ちょっと待ってよーー(笑)!!!って感じの子。
いや、いいんだけどね積極的なのは。でもなぁ・・・
集団面接中にもいたっけな。「ワタクシは学生時代アルプスに登頂しまして・・・」
で、人事が「へぇすごいねぇー。やっぱそういうのって苦労とか多いんだろ?特にどんなことに気を付けてたの?」って聞くと・・・
「すべてです。なにしろアルプスですから!!!!!」・・・てな感じの人。
えええ!?!?!!?ア、アルプスですから!!って(笑)
その隣で、俺は大学の学食について熱く語っていた。
・・・ もちろん、2次面接に彼の姿はなかった。・・・と思う。
それをふと思い出して、セミナーの3年生の子と重ねてみてたんだよね。
だめだこりゃ・・・って。 気持ちはわかるよ。
一生懸命自分をアピールしたいのはすごく理解できるんだ。
でも、君にはいいところがいっぱいあるのに、きっとそれじゃ人事には伝わらないと思う。もったいないなぁって思う。
面接は自己主張も大事だけど、コミュニケーションの場だから♪
その子にはセミナーの後、さり気なくそのことを伝えといた。
自分の意思を相手に正確に伝えるのってとても難しいことだと思う。
でも、自分が学生時代にせっかくやってきたことなんだから、それを相手に効果的に伝えられなかったら、もったいないよ。
常に自分の行動に哲学をもつこと。
そして、それを土台に、相手としっかり「対話」すること。
それさえできれば、どんな面接も怖くないと思う。
相手への思いやりや配慮があれば、言葉は尖ったりしない。
柔らかくて、でも頑丈な言葉の葦となって、それは相手に届くはずだ。
関係ないかもしれないけど、
実は、俺は就活中、一社だけ面接中に泣いてしまった企業がある。
来年から俺が働くことになった会社だ。
面接官は容赦なく俺の過去を突いてきた。それも、正確に、真っ直ぐと。
俺もそれに応えた。すべてをさらけ出そうと思った。そうしなければいけないと思った。
そして、それまで冷静な眼差しで、熱く語りかけていた俺は、
彼のたったひとつの、本当にたったひとつの言葉で涙をこぼしてしまった。
「きみの本音が聞けてよかった。出会たことを誇りに思う。」
我慢できなかった。もうボロボロ泣いちゃった。
ダサいなーとは思うけど、あの時は我慢できなかった。
予想もしてなかったよ。まさか、面接で泣くなんてさ(笑)
何年ぶりだろう。涙なんて忘れてたのに、あれほど容赦なく自分にストレートに語りかけてくる人は、ここ数年俺の周りにはいなかった。
だけど、そこで俺は言葉ってものがどれだけ相手を動かしうるものなのかを教わった。
言葉は力だ。
同じ言葉でも、ニュアンスでそれは神にも悪魔にもなりうる。
同じ内容でも、伝え方によっては天と地の差ができる。
俺には、まだそれを正確に操る力はないけど、でも、その大切さを 自分なりの体験談を交えて、後輩に伝えたかった。
俺にできることなんて大してないし、役に立てるかなんかわからないけど、
でも、真剣な面持ちの3年生の前に立ったとき、俺にできるのは ただひたすら、経験と感想を、丁寧に、心を込めて伝えることだけだった。
少しでも、俺の想いが伝わるといいな。
そんな風に思いながら、今日は就職課に行ってきました。